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【音楽の力】 癒しの効果に期待大!?

癒しの音の原点サウンドスケープ

川のせせらぎ… 山のおもひで。 🏞✨✨✨😌 #川 #せせらぎ #山 #おもひで

Hiroaki Uganaさん(@uga626)が投稿した写真 –

カナダの作曲家マリー・シェーファーが提唱した「サウンドスケープ」という言葉があります。 これは音を意味する「サウンド (sound)」と眺めを意味する「スケープ (scape)」を合わせた言葉で、 日本では「音の風景」などと呼ばれています。 鳥のさえずり、川のせせらぎ、といった自然界から生まれる音から、 都市のざわめきといった私たち人間の活動が生み出す音までを含めて、 日常で耳にする音は全てサウンドスケープの概念でとらえることができます。 静かな雨音や、海辺の波の音、秋の虫の音に癒されたことはありませんか? 太古から私たち人類は、このようなサウンドスケープに知らず知らずのうちに癒されてきたのではないでしょうか。

日常に溶け込む癒しの音楽

虫歯に痛む顎を押さえながら、「治療は痛いのでは?」と不安な気持ちで歯科医院の扉を開けたとき、 小さく心地良い音楽がかかっていると、ちょっとホッとしますよね。 スポーツ中継などをみていると試合の前にヘッドホンをしている選手をよく目にします。 音楽で試合の前の緊張を解きほぐすとともに集中力を高めているのです。 エステサロンや美容院などでも、音楽をかけてお客様によりリラックスしていただくように 心がけているところが多くなっています。 お母さんが赤ちゃんに歌う子守唄、ホテルや病院のロビーなどのBGMなど、 私たちの毎日には癒しの音楽が完全に溶け込んでいます。

「1/fゆらぎ」が癒しの秘密

鳥のさえずりや、川のせせらぎなど自然界の音は100%規則正しいリズムではありません。 しかし、全く不規則なリズムでもありません。 この規則的でもなく、不規則でもない微妙なリズムのゆれ「ゆらぎ」が、心地良さを生み出しているのです。 音楽ではこの「ゆらぎ」の感覚を「1/fゆらぎ」と呼んでいます。 ” f ” はfrequency(周波数)のことです。自然界の音ばかりでもなく、私たち人間が奏でる音楽でも、 この「1/fゆらぎ」を持ったものがあります。 癒される音楽としてよく名前があがるモーツアルトは、この「1/fゆらぎ」を持った作品を多く残しています。

交感神経と副交感神経のお話

 


音楽の癒しの秘密は「1/fゆらぎ」と、お話しましたが、それではなぜ「1/fゆらぎ」を私たちは心地良く感じるのでしょうか。
私たちのからだのバランスは「自律神経」によって整えられています。
自律神経には気持ちをアクティブにする「交感神経」と逆にリラックスさせる「副交感神経」があります。
「1/fゆらぎ」は、このうち副交感神経を刺激するため、癒しの作用があるといわれています。
特にクラシック音楽は「1/fゆらぎ」を持つ曲が多いので、癒し効果も高いのです。

心臓移植をしたねずみに音楽を聴かせると?

人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究に与えられる「イグノーベル賞」を
2013年に受賞した帝京大学の新見正則先生の実験を紹介しましょう。
心臓移植をしたねずみに、異なった音楽を聴かせ、それが生存期間にどのように作用するかという実験です。
心臓移植を受けたねずみは、通常7日程度で死んでしまうそうです。
ところが音楽を聴かせたねずみは、生存期間が延びたというのです。
興味深いのは曲によってさらに生存期間に差がでたことです。
元祖ヒーリングミュージックの歌姫エンヤの曲では平均11日、
モーツアルトの曲では平均20日、
そしてビバルディのオペラ「椿姫」ではなんと平均40日も生存したという結果となりました。

癒しと音楽の長い歴史

太古から私たち人類は音楽に癒されてきました。
それは海辺で波の音や、森の小鳥のさえずりに耳を傾けることから始まったのではないでしょうか。
ギリシャ神話には、ヘルメスがアポロンの怒りを竪琴を奏で鎮めたという逸話があります。
聖書にはダビデが心の病に苦しむサウル王に竪琴を奏でながら歌を歌って慰めたという記述があります。
また古代エジプトでは音楽は「魂の薬」と呼ばれていたそうです。

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