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【上質睡眠専門店~oluhaシリーズ~vol.3】☆『睡眠不足と健康・成長』を語る☆

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睡眠不足が関連する多くの症状

これまでの話で睡眠の質と量ともに重要だと申し上げましたが、今回は睡眠不足が病に関連しているというお話をしていきましょう。
睡眠不足が関連していると言われている症状は数多く、第二糖尿病(生活習慣の乱れからくる糖尿病)、うつ、肥満、不整脈、認知症、高血圧などがあげられます。中でも一番怖いのが、若年性認知症です。若年性認知症の平均発症年齢と潜伏期間をご存知ですか?平均発症年齢は51歳、潜伏期間は20年というデータがあるのですが、発症までの潜伏期間20年を考えると・・・例えば51歳に発症したとしたならば、31歳くらいからジワジワと静かに進行しているという可能性を秘めているのです。

ーーなんと怖い話でしょう・・・。若年性と名のつく通り、本当に早い年齢から始まっているのですね。
でも、どうして睡眠不足が若年性認知症に関連してくるのでしょうか。

睡眠不足が続くと頭の中はゴミだらけ!?

身体の中の老廃物と同じように、脳の中にも老廃物があり、アルツハイマー型の老廃物もその中に含まれているのです。これらの老廃物は、脳脊髄液(のうせきずいえき)の循環によって排出されるのですが、脳脊髄液の循環活動は、起きている時よりも、眠っている時のほうが、なんと10倍も循環活動が活発になっていると言われているのです。つまり、睡眠不足が長い間続いてしまうと、脳の中がゴミだらけになってしまうということになります。

米国のロチェスター大学の調査研究によると、脳は眠っている間に約60%程度に収縮し、その隙間を老廃物が循環して排出されるというのです。睡眠不足になるということは、この老廃物の循環活動の機能を低下させることになってしまうのですね。

ーー脳が約60%に収縮するのですか!それは驚きです。睡眠不足を侮ってはいけませんね。

睡眠は何か一つ崩れて悪い循環になると全てが悪くなってしまいます。今の24時間社会では、この悪循環が顕著に現れてきていて、睡眠に悩みを抱えている人が少なくないのが現状です。日本成人の5人に1人が睡眠障害だと言われる所以がここにあるのです。しかし一方で、何か一つでも良い習慣を見つけ出して実行していくと循環が変化しやすいのも睡眠なのです。何か一つキッカケを見つけることで、劇的な変化をして、良い睡眠習慣を身につけた人を私はたくさん見てきています。

日本は高齢化社会になり、平均寿命が女性で87歳弱、男性は80歳を遂に超えた中で、健康寿命の大切さが叫ばれています。平均寿命と健康寿命の差をいかに縮めていくかが今後の課題となってくるのですね。2013年のデータではありますが、健康寿命は、女性で74.21歳、男性で71.19歳になり、平均寿命との差はなんと、女性で約12.4歳、男性で約9.0歳と大きく離れているのが現状です。つまり、言い換えれば、この差というのは、介護を受けたり寝たきりになって辛い思いをしている期間ということが言えると思うのです。元気で長生きするためにも、健康の三大要素:「食事」、「運動」、「睡眠」のバランスが非常に大切になってきます。食事・運動は、起きている間の意識のある中で行えるので、皆さん一生懸命に取り組まれますが、かたや睡眠となると、眠っている間のことで、意識がない分、なんとなく疎かになってしまいがちなのです。

そこで、睡眠と健康の関連性にも目を向け、より良い睡眠の習慣づけをすることで、この健康の三大要素のバランスが整ってくるんですね。

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睡眠不足は子供の成長にも大きく関わる

最近、夜の10時、11時頃に、幼いお子さんをよく見かけませんか?
昔であれば考えられないことでしたが、今は多いですね。

ーー確かにそうですね。昔はほとんど見かける事がなかったように思いますが、最近は夜遅くに小さいお子さんが出歩いている姿をよく目にします。睡眠時間が確保されていればいいのかと思っていましたが、就寝時間が遅いことで何か影響はあるのでしょうか。

これが、子供の睡眠習慣の乱れ、睡眠不足の一つの原因なんですね。
睡眠は、ただ睡眠時間を確保できればいいという話しではなく、特にお子さんは、寝る時間帯も非常に大切なのです。
人間には、体の中に刻み込まれているリズム(体内時計)があり、小さい間は、このリズムを形成する大切な時期でもありますので、ここがポイントになるのですね。
もし、このリズムが崩れた状態で育ってしまうと、子供本来の睡眠の働きができないので、様々な弊害が出てきてしまいます。
その中の一つとして、次のようなことが起きてしまうのです。

東北大学加齢医学研究所兼務の瀧靖之教授(東北メディカルメガバンク機構)らの研究グループが、健康な5歳~18歳の子供たちを対象に、平日の睡眠時間と、脳の記憶を司る領域である海馬の体積の関係を明らかにしました。

海馬は脳の中でも唯一成人後も細胞分裂を繰り返し、新しいことや記憶をつかさどる部分である為、アルツハイマーやうつ病に関連する重要な部分です。海馬が小さければ小さいほどアルツハイマーやうつ病にかかるリスクが高まると考えられているんです。ある調査によると、5~18歳の児童290名の中で睡眠時間が長い子供は、睡眠時間が短い子供より海馬の体積が大きいという結果が出ています。
「ベビーファースト」と私たちは呼んでいるのですが、先ずは幼い子供たちの睡眠を一番に考えてあげないといけないのですね。
子供は親の生活に引っ張られてしまう為、夜遅くまで起きている生活を定着させないようにしてあげることが大切です。そうしないと、海馬が小さいまま成長させてしまうだけではなく、睡眠リズム(体内時計)も狂った状態のままで成長することになるのです。

ーー特に幼い子供は自分で睡眠を意識することが難しいので、親がしっかり見てあげないといけませんね。

ゲームのやり過ぎは睡眠リズムを乱す

他にも睡眠リズム(体内時計)を狂わせてしまう原因の一つとして、ゲームもあげられます。人間は、進化の過程で昼活動して夜は眠るといったリズムが刻まれているので、このリズムを活性化させるためにも、日頃の生活でのリズム運動が非常に大切で疎かにできないのです。
このリズム運動がしっかりと出来ていると、ハッピーホルモンと呼ばれているセロトニンが活性化されてくるのですね。
では、日常生活でのリズム運動とは、
1、咀嚼(しっかりと噛む)
2、呼吸(大きな深い呼吸)
3、歩行(ジョギング、自転車などの一定リズムの運動)
これらが、非常に効果的なんです。

セロトニンは、人間の精神面に大きな影響与え、怒りや悲しみと喜びや楽しさ・嬉しさなどのバランスをとり、心身の安定や心の安らぎなどに関与しているホルモンなのです。
セロトニンが不足すると精神のバランスが崩れて、暴力的(キレる)になったり、うつ病を発症すると言われているのですね。
このセロトニンの活性化に悪影響を与えている一つに、長時間のゲームが挙げられているというワケなのです。

それは何故か?悪い要素が揃い過ぎているのです。

1、ゲームに夢中になるあまり食べやすいものばかりでよく噛まない。
2、真剣になればなるほど浅い呼吸になる。
3、一定の場所に留まって全く動かない。
4、夜中まで長時間できる。
5、ゲーム機から発せられるブルーライトが眠りを妨げる。

もしかすると、最近の子供の暴力的な問題が多くなっているのは、この部分も影響しているのではないでしょうか。

更に悪いことに、昼のセロトニンは、夜になると睡眠ホルモンと呼ばれている「メラトニン」に変化するという驚きの事実があるのです。
セロトニンが活性化されないと、メラトニンの分泌量も減少し、夜の睡眠にまで影響していくのですね。つまり、睡眠習慣が乱れ、睡眠不足が助長されてしまうのです。
だから、これらのことを意識をして生活をしていかないと、心身の不調が知らず知らずのうち蓄積され現れてきてしまうのです。

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睡眠の大切さを教える“眠育”に取り組んだ町・福井県若狭町

地域の2つの小学校児童が進学する福井県若狭町の中学校で、ひとつの小学校からの児童だけが全国の4倍も不登校児がいたのです。睡眠が関わっているのではないかと着目した学校では眠育を実施し、睡眠の大切さを教える取り組みをしました。家庭でも規則正しい生活を送るよう、就寝時間や起床時間に加え朝食をしっかり摂る、朝日を浴びるなどの指導をしてもらい、その結果7年後には不登校児がゼロになったそうです。

ーー食育と同じように、眠育をすることが今後は必要になってくるのでしょうね。

そうですね。睡眠はよりよく活動をする為の心(脳)と身体の休息、修復回復、メンテナンスです。睡眠がきちんと取れていれば日中活動がしっかりできて、その結果疲れて眠ることができます。それによって規則正しい生活リズムが完成します。夜になれば自然と眠くなり、ぐっすり眠ることで朝の目覚めはスッキリ、健康につながっていきます。
睡眠は、生活習慣の一部であり毎日のことなので、良くも悪くも積みあがってしまいます。悪い睡眠習慣を続けてしまっていると、3年後、5年後、10年後、大きな差となってあらわれてしまうので、まずは自分のできるところから、興味の持てるところから改善、対策してみてください。

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oluhaでは乳幼児向けアイテムも取り揃えられています

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取材協力:oluha(オルハ)上質睡眠専門店
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通常営業時間 : 午前 11 : 00 ~ 午後 8 : 00
定休日 : 1月1日・2月第3火曜日

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