【疲労回復したいあなたに】「癒し」がテーマの音楽集めました
Bon Iver “Bon Iver”
グラミー賞2冠を達成し、来日経験もあるアメリカのフォークロックバンド、Bon Iver。 ロックといっても、彼らのサウンドは癒しそのものです。 ロックといえば、ギターにベース、ドラムといった楽器隊が激しい演奏をするというイメージがありますが、 Bon Iverはシンセサイザーやトランペットなどの管楽器、さらに分厚いコーラスワークで心を温めてくれます。 一番のオススメは、セルフタイトルアルバム、”Bon Iver”。 すべての曲名が世界の地名になっており、その街の風景をイメージさせる名曲が揃っています。
Sam & Dave “Greatest Hits”
アメリカで1961年から1981年に活動した、R&Bグループ、Sam & Dave。
R&Bということで、ファンキーな音に乗せてノリノリな気分になる楽曲もありますが、
彼らの真骨頂は、伸びのあるコーラスワークが美しいピアノの旋律に乗せられるバラード。
温かみのあるソウルフルな歌声と、ポロンポロンと心に響くピアノの音の相乗効果による癒し効果は絶大です。
これまでR&Bという音楽に触れたことのない人でも、ぜひともこの癒し効果を体験してほしいと思うので、
まずは、最近リリースされたベストアルバム的な作品、”Greatest Hits”をオススメします。
Sigur Ros “Valtari”
自然が豊富な国、アイスランド出身のポストロックバンド、Sigur Ros。 彼らの魅力は、自然と一体になれるかのような印象を受ける、神秘的で幻想的な癒しサウンドです。 さすが自然の豊富な国の出身アーティストという感じで、 ストリングスの音で自然の中の風の音を表現していたり、 細かい人間の息遣いをサンプリングすることで音楽から生命を感じるように作られています。 すでに10枚近いアルバムをリリースしていますが、 オススメは「遠い鼓動」という邦題が付けられた2012年作の”Valtari”。 自然の鼓動を感じる音楽に、体中が癒される体験をしてみてください。
Owen “At Home With Owen”
O, cool! An Owen show in Seattle the night before the American Football show in Seattle, the night after the Owen show. Thinking about playing the show in black and white, too. Mike Kinsellaさん(@chairman_mike_kinsella)が投稿した写真 –
アメリカのシカゴが生んだ天才シンガーソングライター、Owen。
彼はもともとAmerican Footballと呼ばれる伝説的Emoバンドのメンバーとして知られており、現在はソロで活動しています。
Emoとは、感情に訴えかける(Emotive)音楽とされるジャンルで、まさにOwenの音楽はEmoそのもの。
繊細でかつ優しいギターのサウンドに癒されること間違い無しです。
また、ギター1本で歌い上げる曲もあれば、そこにピアノやストリングスを加えることで、
さらに膨らみをもたせた曲もあり、1枚の作品の中に様々な種類の音楽があるのが魅力です。
オススメしたい作品は、”At Home With Owen”というアルバム。
家でまったりと過ごして癒されるのにぴったりの作品です。
Jack Johnson “In Between Dreams”
サーフロックミュージシャンとして知られ、楽曲がテレビ番組やCMなどでもよく使われることでも有名なJack Johnson。
彼の楽曲を聞けば、自然と素敵な南の島の海の風景が広がり、とっても癒されるんです。
基本的にはギター1本で演奏して、軽やかに歌うスタイルなのですが、
なんでしょう、そこから波のせせらぎが聞こえてきたような感覚になったり、
浜辺を飛び交うカモメの姿が眼に浮かぶような感覚になったり、とにかく海を感じさせてくれるんです。
それでいて涼しげなサウンドで、とにかく癒されます。
オススメは、2005年にリリースされ大ヒットした“In Between Dreams”。
ミュージシャンとしてだけではなく、サーファーとしても活動する彼が思い描く
夢の世界に一緒になって没入できる世界観が魅力です。
自分にあった「癒しの音楽」を探してみて
いかがでしたでしょうか。
紹介した音楽はいずれも海外のアーティストばかりですが、
それぞれ異なるスタイル、ジャンルのミュージシャンを紹介してみました。
どの作品も、自信をもって癒し効果が高いとオススメできる作品ばかりです。
「洋楽はちょっと苦手」だとか、「ロックはあまり聞かない」なのど偏見は捨てて、一度聴いてみてください。
今は、YouTubeで気軽に聞けますしね。
癒される音楽というのは、自分が好きな音楽かどうかが重要な要素です。
ぜひ、自分の好きな音楽をみつけて、癒されてくださいね。
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