げんこつ山のたぬきさん♪ 赤ちゃんは「手遊び」が大好き!
生まれてまもない頃から、いろいろな音やメロディー、リズムの違いを聴き分けていると考えられている赤ちゃん。1歳くらいになると、音楽や歌にあわせて体を動かしたり、つたないながらも歌ったりすることもできるようになり、可愛らしさもひとしおです!
心も身体も著しく発達するこの時期の赤ちゃんの様子とおすすめの遊びを、赤ちゃん学の権威で小児科医の小西行朗先生が教えます。
言葉と動作での「手遊び」を楽しめるように
「バイバイ」と言いながら手を振ったり、「ハーイ」と言いながら手をあげ返事をするようになると、赤ちゃんは音楽に合わせて体を上手に動かすようになります。
歌に合わせて手を動かす「手遊び」もとても喜びます。ママのひざに抱っこされて、手をとって動かしてもらっていた赤ちゃんも、今では自分でやりたいと思っています。
赤ちゃんと向かい合って手遊びを見せると、一生懸命に見て、そのうち動きの一部を真似しはじめます。慣れてくると、自分で歌いながら……歌詞は鮮明でなくても、手を一緒に動かすようになります。
1歳前後の赤ちゃんにおすすめの手遊び
昔から歌われている「むすんでひらいて」や「げんこつ山のたぬきさん」、よく知られているもので「頭・肩・ひざ・ぽん」や「キャベツのなかから」など、いろいろあります。
ぜひ、赤ちゃんと一緒にたくさん楽しんでください。
<赤ちゃんと聴きたいミュージック>
「大きな栗の木の下で」「幸せなら手をたたこう」「きらきら星変奏曲」など童謡から唱歌、クラシックまで、赤ちゃんと楽しめるさまざまな楽曲をたっぷり収録。また、ニューヨークのポップアートのアーティストとコラボした「知育ぬりえ」も付属。聴覚と視覚の両面から赤ちゃんの感性を育む教育教材です。


小西 行郎
小児科医。同志社大学赤ちゃん学研究センター センター長/教授。日本赤ちゃん学会理事長。主な著書に『赤ちゃんと脳科学』(集英社新書)、『赤ちゃんのしぐさBOOK』(海竜社)、『発達障害の子どもを理解する』(集英社新書)、『はじまりは赤ちゃんから』(赤ちゃんとママ社)他。
【記事提供】ミルケア
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