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虫よけ、暑気払い、お掃除にも!夏に活躍する「ハッカ油」活用法4つ


エッセンシャルオイル(精油)はたくさんの種類がありますが、アクティブな夏におすすめは 「ハッカ油」です。

ハッカ油(薄荷油)の選び方

人気のハッカ油。いくつかのメーカーから発売されていますが、アロマテラピーを楽しむときに使うハッカ油を入手する際には次の点を確認してから購入してください。

1.学名のあるオイル

アロマテラピーの基本として、学名の書かれていないオイルはおすすめできません。
わからない場合はショップやメーカーに問い合わせるといいでしょう。

ミント類は交配しやすいシソ科のハーブでたくさんの種類があります。そのなかで「ハッカ(和薄荷)」と呼ばれるものは「Mentha arvensis」という学名(生物の学術名)で、葉を水蒸気蒸留という方法で、オイル分を抽出したものがハッカ油(ハッカのエッセンシャルオイル)です。

アロマテラピーでよく使われるミント類は、ペパーミント(Mentha piperita)そしてスペアミント(Mentha spicata)です。

アロマテラピーはフランス発祥のため、和薄荷はあまり使われません。
そのためアロマショップより、薬局で販売されているハッカ油が一般的になりました。薬局でもアロマショップでも、学名が同じであれば大丈夫です。

2.エッセンシャルオイル100%の商品

ハッカ油とは、ハッカからとった精油成分(エッセンシャルオイル)のこと。それを配合し他の基材と混ぜた商品も売られています。
たとえばスプレーとしてすでに商品になっているものは、その商品の使い方に従ってください。

今回は、エッセンシャルオイルだけがビンに入っているものを活用しています。

3.アロマテラピーではエッセンシャルオイルは食用にしません

ハッカ油の中には「食品添加物」と書かれているものもあります。もともとの葉は食べることができるハーブですが、アロマテラピーではエッセンシャルオイルは食べたり飲んだりしません。

今回の提案はあくまで「アロマテラピー」としての活用法です。
食品添加物として使う場合は、自己責任で判断してください。

虫よけからお掃除まで!ハッカ油の活用方法4つ

ではハッカ油を活用していきましょう!

■虫よけスプレー

ハッカ油には虫よけ効果が期待できるといわれます。
キャンプやBBQ、花火大会、釣り、登山、公園のお散歩などで是非、お試しください。

<材料>

  • ハッカ油1~4滴
  • 無水エタノール2ml
  • 精製水20ml
  • ガラス製スプレー容器(25~30mlサイズ)

<作り方>

  • 無水エタノールにハッカ油を入れて混ぜます
  • 1に精製水を入れて、スプレー容器に移したらよく振り混ぜて完成

暑いところには置かず、1週間ぐらいで使い切りましょう。

<使い方>

衣類やカバン、帽子などに適量、スプレーします。スプレーする前によく振りましょう。

このスプレーは肌にもつけることができます。
和ハッカはセイヨウハッカ(ペパーミントやスペアミント)と比較してメントールが多く含まれます。そのためメントールの際立った爽快感が香りの特徴。首筋や肘などにスプレーすると、す~っとして心地よくクールダウンできます。不調のある肌や目元の使用は刺激になるので控えましょう。

■暑気払いに、ハッカの香りのバスソルト

ちょっとヒヤッとするお風呂です。分量を守りましょう!

<材料(1回分)>

  • ハッカ油 1滴
  • 天然塩 大さじ2

<作り方>

  • 2つをよく混ぜれば完成

<使い方>

適温の湯を張ったバスタブに入れて、塩が溶けたらよくかき混ぜて体をつけます。

夏はシャワーだけ、なんて場合は、足だけをお湯につける足湯も気持ちがいいですよ!洗面器などにバスソルトを入れて足をつけます。
夏は足も蒸れやすくにおいも気になります。ハッカ油に期待できる抗菌作用で足を清潔に保てます。

■ハッカの香りで眠気覚まし

午後のけだるい時間帯に、メントールの香りでしゃきっと目を覚ましましょう。

ハッカ油をハンカチやコットンに1滴落として、デスクに置きます。深呼吸、そのまま軽く首や腕を回したり、伸びをしてストレッチします。集中力が切れたときなどお試しを!

■ハッカ重曹でキッチンの掃除

ハーブの香りはキッチンで違和感なく使うことができます。

<材料>

  • ハッカ油1~3滴
  • 重曹 大さじ1杯

<作り方>

  • 2つをよく混ぜれば完成

<使い方>

五徳やコンロの天板、排水口にハッカ重曹をかけて水で湿らせたスポンジでこすります。硬く絞ったダスターで拭きとったり、洗い流します。
におい対策にもなり、掃除後、とても爽やかです。

余ったハッカ重曹は使い捨てだしパックなどに入れて、ごみ箱の底(ゴミ袋の下)に入れておくと生ごみのにおい対策にもなります!
香りが薄まってきたら、新しいものと交換してください。

注意点

ハッカ油はメントールが多く含まれます。肌や粘膜に刺激を与える成分のため分量は控えめにしてください。
そもそもハッカ油とペパーミントやスペアミントのエッセンシャルオイルとは違う種類です。どうも勘違いされている人や誤解を招く商品もネットで見かけることもあります。アロマテラピーは知識が必要なものです。調べたり、勉強して正しい情報を元に活用してくださいね。

この記事の担当ライター
中野智美
中野智美

英国ITEC認定アロマセラピスト、(公社)日本アロマ環境協会認定アロマセラピスト、同インストラクター、AllAboutアロマテラピーガイド、(一社)日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート。アロマテラピー&メンタルハーブティーのル・クール主催(1999年~)。伝統的アロマテラピーを軸に、香りのメンタル効用やボディートリートメントによる、おとなの女性の健康なライフスタイルのためのレッスン、トリートメントを実践。独自考案メンタルハーブティーでは西洋ハーブと東洋スピリットをミックスさせている。智美流「アロマなワイン会」など心と身体にいいお酒&フードにも趣味以上にのめりこみ中。近著『1週間で合格! U-CANのアロマテラピー検定1級・2級 速習テキスト&問題集 第2版』。有限会社アール・アイ取締役社長

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