あなたは大丈夫?梅雨の時期の体調不良と対策方法
今年もジメジメ シトシト…雨の日が続く不快な梅雨の時期がやってきます。この季節になると、体調を崩してしまう…という方も多いのではないでしょうか?
原因がわからず、毎年同じような症状に悩まされている方もいるそうです。
今回は梅雨の時期の体調不良の原因と、その対策方法をご紹介します。
梅雨になると、こんな症状ありませんか?
梅雨に入ったとたんに、何だか調子が出ない…と感じることはありませんか?こんな症状が気になる時は、要注意です!
- 手や足がむくんでいる
- 体がなんとなく重くだるい
- 頭痛やめまいがする
- 胃がムカムカして食欲がわかない
- 腹痛や下痢になってしまう
- 関節に痛みを感じる
このような症状は「梅雨だる」とも呼ばれ、特に女性に多いとされています。その大きな原因は2つ。「湿気」と「自律神経の乱れ」です。
体は水分の影響を受けやすい
体の中で重要な役割を担っているのが「水分」です。
適度な水分を保つことで、体が潤い、健康な状態を維持できます。
しかし、水分が多すぎると体に悪い影響が出てしまいます。
長く雨が続くことによる湿気で、余分な水分が体のあちこちに溜まり、手足が冷えやすくなったり、むくみやだるさを感じたりと不調を感じさせてしまうのです。
自律神経の乱れも原因に
もう一つ、不調の原因となるのが「自律神経の乱れ」。
内臓の動きや体温の調整など、体の様々な働きを調整しているのが自律神経です。
活動している時に働く「交感神経」とリラックスしている時に働く「副交感神経」のバランスがよいと、体は健康に保たれます。
ただ、自律神経は天気の影響を受けやすいのが特徴。
梅雨の時期は天候が変わりやすく、気圧や気温が急激に変化することも多いため、交感神経と副交感神経のバランスが崩れやすいのです。
それが原因で、不安や緊張感が高まり、頭痛やめまい、食欲不振や不眠などの症状が出てしまいます。
梅雨の体調不良に有効な5つの対策法
梅雨になると感じてしまう不快な症状。
何もしないで放っておくと、不調がさらに悪化し、慢性化してしまうこともあります。
体調不良の改善のために、こんなことを取り入れてみてはいかがでしょうか?
水分を排出する食べ物を摂取する
湿気による体調不良には「体の循環を整え、余分な水分を排出する」ことが重要。
余分な水分を体の外に出してくれる食べ物を積極的に摂るのが有効です。
オススメは、キュウリやゴーヤなどウリ科の野菜やコンブやワカメなどの海藻類。
どちらも体内の水分の循環を良好にする作用があるそうです。
体を動かす
梅雨の時期は雨が続くので、どうしても家に引きこもりがちですよね。
そうすると普段よりも運動量が減って、体の循環も悪くなってしまいます。
梅雨こそ、屋内でできるストレッチやヨガなどで適度に体を動かし、血行を良くして体のだるさを改善しましょう。
ぬるめのお湯でゆっくり入浴
自律神経の乱れに効果的なのが、入浴です。
梅雨の悪天候で交感神経が過剰に働きがちな時に、ゆっくりとお風呂につかることで、副交感神経を高めることができます。
寝る前に38℃~40℃のぬるめのお湯に約20分くらい時間をかけて入ってみてください。
じんわり汗をかいて血行がよくなり、だるさや疲れがやわらぎます。
冷えの改善、むくみ防止も期待できます。炭酸ガスが発生する入浴剤を使うとさらに効果的です。
好きな香りでリフレッシュ
香りの力でリフレッシュするのも副交感神経を働かせるのにオススメです。
アロマオイルやアロマキャンドルを焚いて、ゆったりとした気持ちで過ごしましょう。
お気に入りの香りのルームスプレーを、枕やソファにシュッとするだけでも気分が変わりますよ。
梅雨の時期にリフレッシュできるのは、スッキリ系の香り。グレープフルーツの爽やかな柑橘系の香りに、ペパーミントとスペアミントの香りを合わせた「アロマオイル Refresh ミントグレープフルーツ」などがオススメです。
音楽の力でリラックス
自律神経の乱れを整えるために、音楽を聴いてみるのも有効な方法です。
心地よい音色は、副交感神経を優位にしてくれ、心も身体もリラックスさせてくれます。
自律神経に働きかける効果に特化した音楽もあります。「自律神経を整える~やすらぎの時間へと誘う音楽」は、臨床心理士の監修のもと制作された、セラピー・ミュージック。音楽によって、副交感神経の働きを適度に高める効果も実際に検証されています。
不快な梅雨でも上手に体調管理
しっかりと早めに対策して、ジメジメ不快な梅雨の時期もスッキリと気持ちよく過ごしたいですね。
また、梅雨の体調不良になってしまう前に、日頃から予防するのも大切なことです。
生活のリズムを整え、太陽の光を浴び、部屋を除湿するなどして、この時期は特に普段から体調を整えるように心がけましょう。