赤ちゃんに話しかけるときに高い声になるのは万国共通?
赤ちゃんと「音」の面白い話
赤ちゃんに話しかけるとき、意識せずともいつもより高めのトーンで話しかけていませんか?実は、それには理由があるようで…?
知っているとちょっぴりトクするかもしれない、赤ちゃんと「音」にまつわるお話を、赤ちゃん学のスペシャリスト、小西先生が教えます!
赤ちゃんは「高い音」に反応する傾向が?
あるコマーシャルを聞くと泣き止む、掃除機の音で泣き止む、ポリ袋をもむ音で泣き止むなど、よく話題になります。
確かに、赤ちゃんには気をとられやすい音の質があり、一般的には低い音よりも、高い音に反応します。
そういえば、赤ちゃんに話しかけるとき、なぜか自然と高い声で話しかけていませんか。
不思議なことに、赤ちゃんに話しかける大人はみんなそうなります。日本人だけでなく、どの国の人でもそうです。
チャンスがあったら、他の人がどんなふうに話しかけているか、聞いてみてください。
赤ちゃんは、メロディーやリズムの違いもわかっています!
赤ちゃんと一緒にいるときでも、イヤホンをして音楽を聴いているママがいますね。ちょっと、もったいないですよー!
赤ちゃんも音楽を聴きます。メロディーの違いやリズムの違いもちゃんとわかっています。イヤホンを外して、赤ちゃんと一緒に聴いてみましょう。「ママはこの歌が好き。○○ちゃんはどう?」「次はこれにしよう」などと話しかけながら楽しんでください。
ときには、赤ちゃんの好きそうな曲を選んであげてもいいですね。わらべ歌など、赤ちゃんの耳には優しく届きます。
<赤ちゃん向けのおすすめミュージック>


小西 行郎
小児科医。同志社大学赤ちゃん学研究センター センター長/教授。日本赤ちゃん学会理事長。主な著書に『赤ちゃんと脳科学』(集英社新書)、『赤ちゃんのしぐさBOOK』(海竜社)、『発達障害の子どもを理解する』(集英社新書)、『はじまりは赤ちゃんから』(赤ちゃんとママ社)他。
【記事提供】ミルケア
妊娠中~赤ちゃんのいま知りたい情報がもっとたくさん!赤ちゃんの成長や健康が大きく左右されると言われている、命が芽生えた日からの1000日間。ママパパそして赤ちゃんが笑顔あふれる毎日を送るためのアプリ「ミルケア」をスタートします。
http://www.milcare.co.jp/