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【Special Interview 】ハーブ・オオタ・ジュニア
ハワイの風土・人・音楽が届けてくれる
ゆるやかな時間

古代から海、山、植物など自然のすべてに、神秘的な力の源 “マナ”が宿ると信じられてきたハワイ。そんなハワイの風土や人々、また彼らの感覚から生まれた音楽は、私たちの心を穏やかにしてくれる不思議な力があります。

ハワイ在住のウクレレ奏者、ハーブ・オオタ・ジュニアさんが、2月に来日されました。コンサートにワークショップと多忙なスケジュールの合間に、お話を伺いました。

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ハワイ音楽を聴くことがリラックス方法

――日本にはどのくらいのペースで来られていますか?
ジュニア 日本は年に3回くらい訪れます。コンサートはいつも幅広い年代の方々に観に来ていただき、ありがたいと思っています。

――ジュニアさんの暖かくてピースフルな音楽は、何が影響しているのでしょう?
ジュニア 普段からハワイの音楽を聴くことが、僕のリラックス方法にもなっています。伝統的なハワイアン・ミュージックは、ハワイ語で歌われています。それらの歌のほとんどは、海や空、花などのワードを使って、自然に感謝し祈りを捧げるという、ハワイの人々が大切にする“マナ”が表現されているのです。

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――ジュニアさんのようなインストゥルメンタルのハワイアン・ミュージックにおいても、そういったスピリットが反映されているのですね。
ジュニア そうですね。あと、音楽を聴きに行ったとき、ただ単純に楽しむだけではなく、聴きながら、いろいろ分析をしています。

――演奏曲を決めるときに大事にしていることはありますか?
ジュニア 第一にメロディーが好きかどうかですね。そしてウクレレという楽器は、楽器の特性上、音を長く伸ばせない。そういったことも念頭に、その曲がウクレレに合っているかどうか、というのも決め手になっています。伝統的なハワイアン・ミュージックはもちろん、僕のレパートリーにはJ-POPも数曲あるのですが、やはり気に入ったメロディーの曲ばかりです。

寝そべって楽器と一体になる

――ライブだけでなくワークショップ活動も熱心なジュニアさんですが、ウクレレの指導をするにあたって、大事にしていることはありますか?
ジュニア ウクレレを弾く楽しみを、みなさんに感じてほしいと思っています。ある程度弾けるようになってくると、途中で嫌になることもあるのですが、そこを乗り越えて、それ以上の楽しみを感じてほしい。

――途中で壁にぶち当たっている経験者を先に導くために、どのようなアドバイスをされていますか?
ジュニア フレットボードにはいろいろな可能性があります。例えば、コードひとつをとっても、いろいろな指使いがあるので試してほしい。あとはリズム、タイミングが大事です。メトロノームを使ったトレーニングなど、様々な練習方法をアドバイスしています。

――ジュニアさんは幼少期に、お父様のハーブ・オオタ氏に習っていたそうですが、当時のレッスンで思い出があれば聞かせてください。
ジュニア 最も印象的だったのは、床に仰向けになって弾いてみるように言われたこと。仰向けになって弾けば手元が見えないので、音に集中できます。そして、楽器と一体になる……そういうふうに想像して弾いてほしい、という父の思いがあったのだと思います。

――プレイヤーとしても、講師としても、お父様から学ばれたことは大きいと思うのですが、最も影響を受けたことは何でしょう?
ジュニア もうすべてですね。父から学んだことが、知らないうちに私の中から出ているようです。違いがあるとするなら、お互いの音楽に対する気持ちだけです。

――いま使っている楽器について教えてください。
ジュニア KAMAKAのテナー・ウクレレを使っています。特注品で、私の名前も入れてもらいました。素材は、コア。一般的に良いとされるウクレレに多く使われている伝統的な素材です。見た目もとても美しいですし、特に音色が気に入っています。

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ウクレレを多くの人に広めたい

――ジュニアさんにとって、ウクレレとは?
ジュニア 小さな子にとって手放せない毛布のようなものです。ウクレレを持っていると安心しますし、何でもできるような気にさせてくれます。

――今後の展望についてお聞かせください。
ジュニア 僕は自分の名前を知ってもらうより、ウクレレをもっと多くの人に知ってほしい。人間はいつか死んでしまいます。後世の人々がウクレレを愛して弾いている姿を思い描いて、ウクレレを広める活動を今後も続けようと思っています。自分が生まれ変わったときも、またウクレレを弾けるようにね。あと、来年はプロ活動30周年を迎えるので、今いろいろなことを計画中です。楽しみにしていてください。

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――ありがとうございました。

(インタビュアー:デラ制作部、通訳:粂井レイラ)

Profile

ハーブ・オオタ・ジュニア
Herb Ohta, Jr.(本名:Herbert T. Ohta)
1970年ハワイ州ホノルル生まれ。父はウクレレ界の巨匠“オータサン”ことハーブ・オオタ。幼少時代は父から正式なレッスンを受けて育つ。1990年、父・オータサンのアルバムに参加し、プロデビュー。その後も数々のレコーディングに参加。

1997年にソロアルバムをリリース。以降、コンスタントにソロ・アルバムをリリース、新世代ウクレレ・プレイヤーの先駆者的存在となる。いっぽうで、ウクレレとその音楽の普及にも力を入れ、1992年には自らのウクレレ・スクールを開校、講師としても多忙な日々を送る。ハワイだけでなく、アメリカ本土や日本にも遠征し、ウクレレの素晴らしさを多くの人に伝えている。

CD Information

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ハワイアン・カフェ
~ベスト・オブ・ハワイアン・サウンド
■DLDH-1906~7
¥2,000+税/119分
JAN : 4961501 651534

ハーブ・オオタ・ジュニア、ブライアン・ケスラー、スティーブン・ジョーンズなど、デラのハワイアン音源より、DISC1には“Morning & Afternoon”をテーマにさわやかなナンバーを、DISC2には、“Evening & Night”をテーマにムーディーな楽曲を集めた、全30曲収録の2枚組コンピレーション・アルバムです。 商品ページはこちらから>>>

Live Information

「沖縄からうた開き!うたの日コンサート2019」

日時:2019年6月30日(日) 開場13:30 / 開演15:30(予定)
会場:沖縄県嘉手納町兼久海浜公園
※開場・開演時間は変更の可能性あり

チケット料金:<前売り>大人:¥3,000(税別)、中学生・高校生:¥1,000(税別)
※小学生、未就学児童は無料
※団体割引あり
【問合せ】
うたの日実行委員会(ピーエムエージェンシー内)
TEL: 098-898-1331(祝日を除く月~金10:00~18:00)
うたの日コンサートオフィシャルHP:http://www.utanohi.jp/

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