Category

【現地リポート】3月29日発売
<ケルティック・ハープ~癒しのアイルランド>

【現地リポート】

3月29日発売の「ケルティック・ハープ~癒しのアイルランド」はアイルランドで現地収録した癒しのアルバムです。

2018年11月、収録のためアイルランドを訪れました。5泊6日にわたって行われたレコーディングの様子をお伝えします。

飛行機恐怖症の私が、今回のレコーディングのため約12時間のフライトを経て、アイルランドのダブリンを訪れました。ダブリンはアイルランドの東部、現地の言葉(ゲール語)で「生命の川」を意味するリフィー川の河口近くに開けたアイルランドの首都。大きな町ですが高層ビルなどはほとんどなく、歴史を感じる街並みが特徴です。

古くからの建物が残るダブリンの街並。

古くからの建物が残るダブリンの街並。

収録は首都の中心にあるダブリン城から徒歩10分ほど、ダブリンの賑やかな音楽とカフェ街、カムデン通りにあるCamden Recording Studioで行われました。

Camden Recording Studioエントランス

Camden Recording Studioエントランス

音質はもちろん最高ですが、そのスタイリッシュな内装はプロモーション・ビデオやセッションの撮影などにも使われるほど。リラックスできる大きなソファや木のぬくもりにあふれた居心地の良いスタジオです。

コントロール・ルームの様子。 ガラスの奥が収録ブース

コントロール・ルームの様子。
※ガラスの奥が収録ブース

今回ケルティック・ハープを演奏するのは、幼少の頃から伝統音楽家たちから歌唱やハープを直接学び、伝統音楽において数々の大学で博士号を持つ数少ないミュージシャンでもあるシーレ・デンヴァー(Sile Denvir)。

ゲスト・ミュージシャンとしてアイリッシュ・フルートとギターでアクセントを添えてくれるのは、熟練した伝統音楽家であり、画家でもあるバリー・カー(Barry Kerr)。作品中の「バタフライ」「小さな妖精の丘、大きな妖精の丘」「ダニー・ボーイ」「オキャロランの歓迎」などで聴けるバリーのアイリッシュ・フルートは、木製のフルートで、金属のそれとはまた違った柔らかい音が特徴です。

レコーディングの様子。 左:シーレ 右:バリー

レコーディングの様子。
左:シーレ 右:バリー

アイリッシュ・フルート

アイリッシュ・フルート

レコーディング・エンジニアはキーラン・バーン。アイルランドの代表的なバンド “U2” も手掛けた人物です。
シーレのレコーディングは初めてではく、迷うことなくマイキングを済ませます。

キーラン・バーン

キーラン・バーン

アイルランドというと「寒い国」という先入観を持っていましたが、11月のアイルランドは日中の平均気温が10度前後とそこまで寒くはなく。しかし天候は不安定で雨が降ったりやんだり、1日中雲がかかって、町中がしっとりした印象でした。
ダブリンの日の出は8時頃、日の入りは5時頃。日照時間は9時間ほどと短く、すぐに夕方になってしまいます。収録は午前中からだったので気温も低めで、全員暖かいコーヒーと紅茶をすすりながらレコーディングは進んでいきました。

ケルティック・ハープ(アイリッシュ・ハープ)

ケルティック・ハープ(アイリッシュ・ハープ)

ケルト圏で演奏されるケルティック・ハープは、アイリッシュ・ハープとも呼ばれ、クラシックなどで使われるグランド・ハープよりもずっと小型で、とても素朴で温かな響きが特徴です。12世紀から存在したといわれるこの楽器は、多くのバラッド(伝承歌)とともにたくさんの神話や伝説を人々へと伝え、彼らの辛く厳しい生活を支えてきました。現在でもコインの表面や、ギネスビールのラベルに使用されるなど、アイルランド人の心のシンボルとして存在しています。

ギネスビールのロゴ

ギネスビールのロゴ

ユーロ・コインの裏

ユーロ・コインの裏

街のいたるところでケルティック・ハープを見ることができます。

街のいたるところでケルティック・ハープを見ることができます。

日本からはとても遠い国での収録でしたが、ハープが奏でるメロディを聴いていると、どこか懐かしく感じられます。東の端の日本と、西の端のアイルランド、何か共通したルーツがあるのかもしれません。もし、そうだとしたらとても素敵なことですね。
アイルランドの人々に感謝を込めて。”Go raibh maith agat.”(ありがとう!)

   (株式会社デラ:音楽プロデューサー 池田邦人)

<スタッフ>
Celtic Harp: Síle Denvir
Wooden Flute & Guitar: Barry Kerr
Producer: Kunihito Ikeda
Recording Engineer: Ciaran Byrne
Recorded at Camden Recording Studios, November, 24-25 2018 Dublin Ireland
Mix & Mastering Engineer: Tadaaki Kisaka
Production Coordinator: Yoko Nozaki (THE MUSIC PLANT), Akiko Tomiyama
Design: Suzuka Nakamura (SDR.inc)
Executive Producer: Hideo Utsugi

3月29日発売 <ケルティック・ハープ~癒しのアイルランド>

ケルティック・ハープ~癒しのアイルランド

<商品情報>
全18曲/約63分
定価:¥1,800(税抜き)
商品番号:DLDH-1903

他にもこんな記事がおすすめRelated Posts

関連記事

特集記事Pick up article