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運動時に音楽を聴いて “ベストパフォーマンス” を発揮できる理由とは


近年、音楽を聴きながらスポーツを楽しむ人が増えてきました。世界的にも有名な日本のアスリート達が、試合前に好きな音楽を聴き自分の集中力を高める姿は多くのメディアで報じられています。
もっと身近なところで言えば、ランニング中などにイヤホンをする人の姿を目にする機会も増えたことでしょう。

運動時に聴く音楽には心理的な効果にも影響があるとされています。
この記事では運動時の音楽がどうパフォーマンスに関係するかを解説した上で、音楽が効果的な種目などをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

運動時に音楽を聴く3つのメリット

運動時に音楽を聴く行為には、研究の結果複数のメリットがあると報告されています。その中から3つの効果をご紹介していきましょう。

苦痛の軽減や運動後に楽しさを感じられる

有酸素運動時に音楽を聴くと、同じ運動強度でも疲労感や辛さを感じにくくなるとの研究結果があります[注1]。
人が感知できる情報量には限界がありますが、音楽によって聴覚へ刺激を与えることで、運動時の苦痛に対する認識を鈍化させられるのです。
また、運動後も楽しさを感じさせるなど、心理的なメリットが多くあることが分かっています。

反対に、運動中耳栓や目隠しなどで外の情報を遮断すると意識が苦痛ばかりに向いてしまい、疲労感をより感じやすくなるので注意しましょう。

[注1]【有酸素運動中の音楽聴取が気分、運動効率に与える影響:早稲田大学 スポーツ学部[pdf]

120〜140BPMの曲がパフォーマンスの向上に効果的

一定のテンポで行うスポーツに対し、音楽を聴きながら運動することでパフォーマンス向上が見込めるとの見解もあります。

バイクやランニングなどの種目においてペースの乱れや無駄な動きは記録を下げてしまう大きな要因となりますが、音楽のテンポに自らの動きを合わせる事で自然とペースを一定に保つことができ、無駄を抑えることが出来るのです。

こうした持続的な運動時に向いている音楽は、一分間に約120〜140回程のテンポを刻む曲であり、普通あるいは少し速く感じるぐらいの曲がこれに該当するでしょう。

音楽で筋肉の敵であるコルチゾールを抑制する

筋トレなど大きな負荷のかかる運動を行うと、テストステロンとコルチゾールと呼ばれる2種類のホルモンが分泌されます。
テストステロンは別名モテホルモンとも呼ばれる男性ホルモンで、筋肉や骨の形成といった作用があり、運動に力を入れている人であれば男女問わず増やしたいホルモンです。

しかし、ストレスにより分泌されるコルチゾールは増加しすぎると、このテストステロンを抑制し筋肉を分解してしまうそうです。
体にとっては必要不可欠ですが、不調にも繋がる可能性があるホルモンと言えるでしょう。

音楽はこの2つのホルモン分泌を抑える効果があるとされています。テストステロンも減少してしまいますが、それよりもコルチゾールを抑えるメリットの方が多いため、筋肉をつけるなら音楽を聴くことが合理的かもしれません。

音楽が効率よく作用する種目は主に有酸素運動!?

運動時の音楽の効果は、種目により異なります。音楽がより良い作用をする種目は有酸素運動と言えるでしょう。

有酸素運動とは長時間継続して行う運動を指し、ウォーキングやジョギング、サイクリングなどがあります。
これらは一定のリズムやペースが大事になってくるため、音楽との相性が良いと言えます。
また、ヨガやストレッチなどリラックスを目的とした運動の場合は、緩やかなテンポの曲が合うでしょう。リラックス効果のあるヒーリングミュージックを流す専門スタジオも多いようです。

自分に合った運動法を模索することが大切

音楽を取り入れているジムやスタジオは多くあります。それはもしかしたら活気を付ける目的の他に、パフォーマンス向上の意図があるのかもしれません。
もちろん種目や人によっても合う音楽や効果の感じ方は異なります。この記事を参考に自分に合った方法を見つけてみてはいかがでしょうか。

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