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音楽が読書中の “集中力アップ” に効果的な理由とお薦めの音楽ジャンル

音楽を聞きながら読書

読書をする環境といえば図書館のように無音に近い状況がより集中でき、好ましいように感じますが、実はそうとも言い切れません。むしろカフェや電車の中といった雑音が耳に入る場所を選んだり、音楽をBGMとして流す事が結果として “集中力アップ” に繋がることもあるのです。

ここでは音楽が集中力をアップさせる理由と、読書時にお薦めの音楽ジャンルをご紹介しています。集中力が途切れがちでお困りの方はぜひ参考にしてみてください。

音楽でリラックスできると”α波” や “θ波” が発生し集中力と創造力が高まる

音楽でリラックス

読書時に音楽を聴く大きな利点といえば、脳内でα(アルファ)波とθ(シータ)波を発生させられる事が挙げられるでしょう。α波、θ波とは脳波の波形の種類で、それぞれ現れる状況と体に及ぼす影響は異なります。

α波は主にリラックスした状態に現れる波形です。ただリラックスしているだけではなく脳の働きが活発になり、集中力や想像力を高めるため、より読書の世界感に没頭出来るでしょう。

θ波もリラックス状態で現れますが、α波よりもまどろんでいる時に現れ、入眠前や瞑想時にもこの脳波になります。記憶力と創造性が高まるため、やはり読書に向いていると言えるでしょう。

興奮時にはγ(ガンマ)波やβ(ベータ)波と呼ばれる波形が現れることが知られており、波形によって脳の働き方は異なります。興奮状態では読書に集中しにくいですが、音楽などを用いて意図的に脳波をα波θ波にすることで、読書に適した状態に近づけられるのです。

本を読むにはリラックスできて読書の邪魔にならない音楽が最適

音楽を聴くことでα波θ波を発生させ読書に集中しやすくなると述べましたが、どんな音楽でも良いというわけではありません。

ロックやクラブミュージックといったアップテンポで激しい曲や、日本語歌詞が入ったような曲だと、やはり音楽に気を取られてしまい読書に集中するには適さないでしょう。

選曲する上で大切なのは、聴くことでリラックス状態に持っていくことができ、なおかつ読書の邪魔にならないことです。

以下でお薦めのジャンルをご紹介します。

1. 歌詞の無いスローテンポなクラシックやジャズ

ジャズ

クラシックやジャズなどのスローテンポで歌詞のない曲は読書に向いています。特に音量を控えめに調整すると、よりリラックスできて効果的です。

音楽の種類によるα波の発生率を調べた研究では、クラシックの中でも特にモーツァルト、ベートーベンの楽曲はα波を多く発生させる傾向があるとの結果が出ています。[注1]読書時のBGM選びに迷ったらぜひ選んでみてはいかがでしょうか。

[注1]小山工業高等専門学校:音楽刺激が脳波に与える影響 〜音楽の種類によるα波含有率の違い〜

2. リラックス効果抜群!「1/fゆらぎ」を持つ自然音

波が打ち寄せる

クラシックなどの他にも、α波やθ波を発生させる効果的な音としては自然音も良いとされています。

自然音とは字のまま、自然界で聴くことの出来る音のこと。

  • 波が打ち寄せる音
  • しとしとと落ちる雨音
  • 小鳥のさえずり
  • 川のせせらぎ

といった音が該当します。

これらの音には癒やしやリラックスの効果があり、ヒーリングミュージックなどにも多く用いられている事がその証拠と言えるでしょう。

また、これらの自然音が持つ不規則な音のリズムは「1/fゆらぎ」と呼ばれており、この1/fゆらぎに人は大きなリラックス効果を得られます。雨が降る日は眠りにつきやすかったり、川の音を聴くと落ち着いたりするのもそのためです。

リラックスするということはα波やθ波が出ている状態ですので、もちろん読書にも適しています。読書時に、ジャズやクラシック音楽をかけることへ抵抗がある場合は、窓を開けたり、ヒーリングミュージックを流すなどして自然音のもとで読んでみるのもお薦めです。

自分にあった “読書環境” を探すことが大事

音楽が人に与える効果は絶大です。時には沈んだ気持ちを明るくさせ、時には心にゆったりとした安らぎを与えてくれます。そんな音楽の持つ力は、読書のときにもきっと役に立つことでしょう。

もちろん無音の方が集中出来る方もいますが、音楽をかけ集中力を高める事で、本の世界に没頭でき、よりその物語を深く楽しむことが出来るかもしれません。なんだか読書に集中できない…という方はこの記事を参考に、自分にあったリラックス出来る “読書環境” を探してみてはいかがでしょうか。

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