目標達成に弾みがつく?今年は「早起き」「六曜」を意識してみよう!
真冬の季節の到来です。みなさんが楽しみたい、この冬のイベントは何でしょうか?
観光庁が実施した調査によると、海外からの日本への旅行客が、次の来日でやってみたいことの第2位が「温泉に入ること」だそうです(※)。
(ちなみに1位は日本のお酒を飲むこと)
温泉と言えば露天風呂。
温泉宿に宿泊した翌朝、早起きして朝風呂を楽しめたら理想的です。冷たい空気を感じながら暖かいお湯に浸かるギャップが気持ち良いですよね。実際には翌朝のチェックアウト時間までに、そんな余裕はないかもしれません。
「朝」の時間を上手に使おう
さて、次の文章を聞いたことがあるかたもいらっしゃるかと思います。
「冬はつとめて。雪の降りたるは言ふべきにもあらず、霜のいと白きも…」
清少納言が平安時代中期に書いた随筆「枕草子」の中から、冬の魅力について触れているこの一文の「つとめて」という表現は、現代語訳では「早朝」という意味です。
冬の露天風呂と同じように、古くから日本では早朝こそが冬らしさや、冬の趣きを感じるということなのですが、みなさんは冬の朝は好きですか?
「寒い冬の早起きなんて嫌い!」
どこからか、そんな声が聞こえる気がします。
冬の朝はできれば暖かい毛布にくるまって、まどろんでいたいと思っているかたのほうが多いはず。もちろん、筆者もそのひとりです。
ですが、今月が一年のスタートなら、朝もその日一日のスタートなのです。
しかも朝はその日の自分が最も若々しさに溢れている時間帯。一日経てば年齢のカウントも増えるのです。
若さを感じたかったら、早起きをしないと損かもしれませんね。
こんなふうに、冬でなくても「早起き」は新鮮な自分を感じることができる瞬間です。
何かを始めるのに◎な「スタートチャンス」は60回も!
また、1月はカレンダーもおろしたてです。まだ丸みが取れていない、壁に掛けられたカレンダーに年の始まりを感じるかたもいらっしゃるでしょう。
日本のカレンダーには六曜が記されています。
六曜とは、大安、友引、先勝、赤口、先負、仏滅の6つからなる暦のことです。鎌倉時代末期に中国から伝わった縁起を見極めるために広まりまり、現在では日本だけが六曜を使っているそうです。
- 大安・・・行事には大吉。
- 友引・・・大安の次に良い日。特に夕刻が吉。
- 先勝・・・午前中が吉。
- 赤口・・・正午を中心に良い日。
- 先負・・・午後から良い日。
- 仏滅・・・何事にも良くない日とされてきましたが、近頃は気にされないかたも。
新しいカレンダーに目標を書き込むとしたら、六曜を参考にしてスタートすることもおすすめです。
「始めよければなかば勝ち」ということわざのように、目標に着手する日を、六曜ではベストとされている「大安」から選んでみると幸先が良いかもしれません。
2019年は縁起が良いとされているその「大安」が60日あります。
スタートの弾みがつく、良い予感がする日が60回用意されているのです。
今年こそダイエット!と決めたら…「6つのバランス」を意識して
年の初めに「今年こそダイエットしよう!」と目標を掲げたかたがいらっしゃるかもしれません。
年末年始は美味しいものを食べる機会が普段より多くなります。動かずに食べてしまうと太りやすいのですが、この時期に痩せられたら薄着の夏に十分間に合います。
気温の低い冬に体温を保つために、体は熱をつくる必要があります。寒さから身を守ろうと、体は熱をつくるときに多くのエネルギーを消費するため、実は冬の方が基礎代謝がアップしやすく痩せやすいのだそうです。
また、ダイエットを成功させる健康的な食生活のポイントは、一日の中で6つの栄養素をバランスよく摂ることだと言われています。
6大栄養素とは食物中に含まれる身体に必須の成分のうち、炭水化物・たんぱく質・脂質・ビタミン・ミネラル・食物繊維です。
栄養素に大切なものはバランスです。必須な成分をバランスよく摂取することで健康を維持できるのです。
そして真冬ならではの風物詩はやはり、雪。
健康的なダイエットには6種類の栄養素、日本の暦には六曜があるように、雪が降るためにも一定の気候のパターンがあります。
まずは上空に寒気があり、次に地上の気温が2〜3℃になると降雪となります。
雪の結晶の写真を撮ると、結晶は必ず6片にバランスよく写るそうです。チャレンジを継続させることを「努力の結晶」とも表現しますね。
2019年のあなたが健康で、雪の結晶のようにバランスのよいチャレンジができるよう、真冬こそ早起きをしてカレンダーの六曜もチェックしてみましょう。
(※参照元)
・国土交通省 観光庁「訪日外国人消費動向調査」


ふくち みずほ
【リフレーミングカラーズ協会株式会社代表、セラピスト・カウンセラー・ヒューマンアカデミー講師】
全国30校舎のヒューマンアカデミーにて、セラピスト・カウンセラーの講座開発と育成授業を手がける。米国NLP協会認定NLPトレーナー。得意分野はインナーチャイルド、カラーセラピー、育成歴をもとにした交流分析、ヒプノセラピー、NLPトレーニング。
女性が生きる上で必要な、セラピースキル(知識)とテクニック(技術)は、恋愛、仕事、結婚、育児など活用分野が膨大であるため、多くの女性にその技術を提供する。NLPトレーニングでの受講生数は延べ1460人にのぼる。