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乗り物酔い、お腹の不調…旅行先での困りごとを解消するアロマとは?

旅は非日常の体験のなかでも格別なイベント。それなのに身体の不調などがあると台無しになってしまいますよね。

薬を飲むほどではない心身の不調にはアロマテラピーが役立ちます。アロマテラピーで使うエッセンシャルオイルを携帯してお出かけください!きっと役に立つことでしょう。
今回は旅行中に起こりがちなプチ不調の解消に役立つアロマをシチュエーション別にご紹介します。

旅行にはこれ!厳選3つの「旅アロマ」

必要なエッセンシャルオイルは3つ。3種類あれば、香りに飽きることもなく、活用範囲が広がります。厳選する3種はユーカリ(ウッディ系)・ラベンダー(フローラル系)・レモン(シトラス系)のエッセンシャルオイルです。他にもお薦めはたくさんありますが、タイプの違う香りである点、シチュエーション的に活用範囲が広がることを考えて厳選しました!
違う香りが好みの場合は、カッコ内と同じ系統で違うエッセンシャルオイルを選んでくださいね。

<シチュエーション別>  旅行をもっと盛り上げるアロマ活用術

シーン1:ドライブ中の乗り物酔いや眠気は…”レモン” でリフレッシュ!

運転する人も同乗者も車での不快感は早めに払拭したいものです。眠くなったり、なんとなく気分が悪い場合は、ティッシュにレモンのエッセンシャルオイルを1滴落として車中に置いておくといいでしょう。レモンは集中力を刺激し、リフレッシュさせる効果に優れるといわれます。逆にアロマの香りに酔ったり、眠気を誘わないためにも、軽やかな香りを少量使ってください。換気も忘れずに!

シーン2:旅先での便秘や下痢には…”ラベンダー” でリラックス

生活リズムが崩れることで便秘になったり、暴飲暴食で下痢気味になることもあります。そんなときはホテルの部屋のバスタブにお湯をはり、エッセンシャルオイルを入れて、ゆっくりと半身浴をしましょう。腹部を温め、リラックスすることで胃腸の調子が整ってきます。鎮静効果が望めるラベンダーがお薦めです。エッセンシャルオイルは1~2滴で十分です。

シーン3:時差ぼけがつらいときは…”ラベンダー” で体内リズムの調整を

海外旅行での時差ぼけには昔からラベンダーがいいと言われます。睡眠と覚醒のリズムを整え体内リズム調整の効果が期待できます。夜、コットンに1滴落として枕元に置いて眠りましょう。

シーン4:宿泊先の気になるにおいは…”ユーカリ” でリセット!

ホテルや旅館の部屋に入った瞬間、たばこの残り香や、なんとなく特有のにおいが気になることもあります。特に女性は香りに敏感な人が多いですよね。そんなときは、ティッシュペーパーにユーカリを数滴垂らして、置いておくだけでかなり改善されます。ユーカリは喉にもいいエッセンシャルオイル。ホテルで朝目覚めるとのどが痛い、鼻が詰まっているなどありませんか。空調が自宅とは異なり、呼吸器に違和感を覚えることがあります。そんなときにも同時に役立ちます。

シーン5:枕が変わって眠れないときは…”ラベンダー” の力を借りよう

ホテルで眠れない心配がある場合、あらかじめアロマを入れたボディーオイルを作っていくと便利です!足をマッサージすれば、歩き疲れの足の疲れも癒され、香りがじわじわ作用して眠りを誘います。眠れなかったとしても、マッサージ効果だけは無駄にはなりませんよね!

また乾燥しがちなホテルの部屋で、肌の保湿に役立ちます。枕の高さが合わず寝違えたなんてときも、首に塗っておくと気分転換になりますよ。

<ラベンダーのボディーオイルの作り方>

  • キャリアオイル(アロマテラピーで使う植物100%のオイル。ホホバオイルなど)大さじ1杯
    ※アロマショップで売っています
  • ラベンダーのエッセンシャルオイル1~2滴

上記2つを混ぜればOK。きれいな容器に入れて携帯します。
オイルはこぼれないように注意し約2週間程で使い切りましょう。

旅にもっていきたい、お手軽 “香りグッズ”

アロマテラピーではエッセンシャルオイルを使いますが、手軽に香りや植物を活用するなら次のようなものも便利です。

・ハーブティーのティーバッグ

ハーブティーとして飲むのはもちろん、お風呂に入れることもできます。おすすめはカモミール・ジャーマンやミント類。温かいハーブティーを1杯飲めば、お腹や鼻・喉のコンディションも整え、風邪の予防にもなります。

・アロマ入りコスメ

香りのいいコスメを携帯するのも手軽な癒し方法です。旅先ではお風呂上りにゆっくりできますよね。普段なかなかできないシートマスクでパックがおすすめ!エッセンシャルオイル配合の上質な香りのものを選びましょう。

エッセンシャルオイルを持ち歩くときの留意点

旅先でも活躍するアロマですが、持ち歩きにはいくつか留意点があります。以下をご一読の上、お楽しみください。

  • エッセンシャルオイル(アロマオイル/精油)は液体なので、きちっと蓋を閉めておかないと漏れてしまいます。香りが強く、たいていのオイルは色がついています。ポーチに入れておくと安心です。
  • エッセンシャルオイルは引火性があるため危険物の分類に入ります。飛行機の場合、ある一定量を超えた分量では機内持ち込みやお預け手荷物として認められません。今回ご紹介したような楽しみ方では、これに触れる分量を持ち運ぶことはありませんが、今後の参考のため確認したい場合は、国土交通省ホームページにある「機内持ち込み・お預け手荷物における危険物の代表例」をご覧ください。ここではアロマオイルという表記になっています。
  • 宿泊先など公の場でのエッセンシャルオイルの使用は、残り香や移り香に配慮をして楽しみましょう。香りは廊下に漂うこともあります。また枕やタオルにそのままエッセンシャルオイルを垂らしたりなどは、あまり好ましくないと思います。香りマナーを守って楽しみましょう。
この記事の担当ライター
中野智美
中野智美

英国ITEC認定アロマセラピスト、(公社)日本アロマ環境協会認定アロマセラピスト、同インストラクター、AllAboutアロマテラピーガイド、(一社)日本ソムリエ協会認定ワインエキスパート。アロマテラピー&メンタルハーブティーのル・クール主催(1999年~)。伝統的アロマテラピーを軸に、香りのメンタル効用やボディートリートメントによる、おとなの女性の健康なライフスタイルのためのレッスン、トリートメントを実践。独自考案メンタルハーブティーでは西洋ハーブと東洋スピリットをミックスさせている。智美流「アロマなワイン会」など心と身体にいいお酒&フードにも趣味以上にのめりこみ中。近著『1週間で合格! U-CANのアロマテラピー検定1級・2級 速習テキスト&問題集 第2版』。有限会社アール・アイ取締役社長

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