【簡単にできる】自律神経を整える方法!ストレッチ4選
いつもより調子が悪い時や、日中の活動のパフォーマンスを上げたい時、自律神経を整える方法としてストレッチがおすすめです。今回は、自律神経を整える4つのストレッチのやり方とポイントをご紹介します。
調子が悪いとき&パフォーマンス向上に!“自律神経を整えるストレッチ”4選
自律神経を整える4つのストレッチは、順天堂大学医学部教授でトップアスリートのスポーツドクターでもある小林教授が推奨している方法です。簡単な動作なので、自宅はもちろん、外出先でも、ちょっとした時間で実践できます。ストレッチを生活に取り入れて、自律神経を整え、心と身体の健康管理に役立てましょう。
リンク: 【自律神経とは?】自律神経が乱れる原因や症状を解説。
(1)体側を伸ばすストレッチ
やり方
1. 両足を肩幅に開いて立ちます。
2. 両腕を上げて、右手の先を左手でつかみます。
3. 息を吐きながら上体を左に倒し、右の体側を伸ばします。
4. 息を吸いながら上体を戻し、体を上方向へ伸ばします。
5. つかむ手を反対に替え、反対側も同様に伸ばします。
ポイント
体側を伸ばすことで、自律神経のバランスを整えながら、筋肉への血流を促すストレッチです。体側を伸ばすときに曲げた側の腸が圧迫されるので、腸に刺激を与えることもできます。できるだけ手の端を持つと効果的です。
(2)腕・背中・わき腹を伸ばすストレッチ
やり方
1. 両手を肩幅に開いて立ちます。
2. 両腕を前に伸ばして右手の先を左手でつかみます。
3. 息を吐きながら、右腕を左手で左側にひっぱります。斜め上、真横、斜め下の3方向ずつ伸ばしましょう。
4. 1に戻りつかむ手を反対に替え、反対側も同様にひっぱります。
ポイント
腕から背中、わき腹までの筋肉をバランス良く刺激するストレッチです。手の端を持って行うと筋が伸びやすく、より効果的です。
(3)肩甲骨を動かすストレッチ
やり方
1. 自然に立つか、いすなどに座って力を抜きます。
2. 背筋を伸ばし、手首が上になるように右腕を前に出し、ひじを直角に曲げます。この時、左手は右ひじに添えて固定しましょう。
3. 位置はそのままで、右手首をグルグルと回します。
4. 左腕に変え、2~3を行います。
ポイント
手首を動かすことで、肩甲骨が動き、可動域が広がります。ひじを反対側の手でしっかりと固定することがポイントです。
(4)股関節を動かすストレッチ
やり方
1. 椅子に腰かけて、両ひざが直角に曲がるように座ります。
2. 右足首を左ひざの上に乗せます。
3. 足先を持って、右足首をグルグルと回します。
4. 1.の姿勢に戻り乗せる足を反対にして、左足も同様に回します。
ポイント
足首をひざの上に置くことで、股関節の可動域を広げます。さらに、足首をグルグルと回すことで、その動きを股関節に伝えることができます。
まとめ
自律神経のバランスを整えたい時は、適度に身体を動かすことが大切です。今回ご紹介したストレッチ方法は、自宅でも外出先でも簡単に実践することができます。短時間ですっきりとリフレッシュすることができるので、日常生活にも積極的に取り入れてみましょう。ヒーリングプラザでは、小林教授が監修したCD「自律神経を整える。~心と体のためのメンタル・トリートメント~」も販売されています。
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■引用「自律神経を整える。~心と体のためのメンタル・トリートメント~」ブックレット 監修:小林弘幸(順天堂大学医学部教授)
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ロータス・エリー
東京都内に暮らし始めて10年のアラサー独身OL。20代は若さでなんとか乗り切れたものの、30代からは自分の心と体に向き合いながら、ストレスを溜めない生活を心がけている。キックボクシングや山登りなどアクティブな運動も好きだけど、ヨガや瞑想などにも興味あり。マイブームは、寝る前はヒーリングミュージックを聴きながら、マインドフルネス瞑想をすること。