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悠久の宇宙へトリップ!冬こそ、星空観察のすすめ

乾燥する秋~冬は、空気が澄んでくるので星のまたたきがクリアに。実は星空観察にぴったりです。
年末にかけて忙しくなり、疲れもたまりがちな季節。
夜空を見上げて冬の星座や流れ星を探してみませんか。きっと癒しのひとときになるはずです。

冬の夜空、きっと見つけられる「オリオン」

うす明るい都会の夜空でも、比較的見えやすい冬の星座が「オリオン座」。明るい3つ星が目印の、砂時計のような形の星座です。
見える方角は季節や時間によって変わりますが、秋の夜、または冬の夕方に東の空にのぼり、南の空を通って西の空へと沈んでいきます。

夜空がよりロマンチックに。星のストーリー

七夕の織姫と彦星の伝説のように、古来、世界中で人々は星をさまざまに見たてて、ストーリーを紡いできました。

多くの星座は、ギリシャ神話に関係しています。オリオン座の星座絵は、3つ星を腰のベルトに見たてた男性の姿をしていますが、ギリシャ神話に登場するオリオンは、海の神ポセイドンの息子。
とても力が強く、ライオンも軽々としとめる腕のよい猟師だったそうです。ところが自分の力を過信したオリオンは次第に傲慢になり、天の神々が怒って足元にサソリを放ち、その毒に倒れたという伝説があります。

さそり座は夏の星座。オリオンは今もこのサソリを恐れ、夏の間は姿をあらわさないと言われているんですよ。

もっと星を探してみよう

もっと星が眺めたくなったら、できるだけ邪魔な光のない見晴らしのいい公園などへ、星空観察へ出かけてみませんか。
オリオンの右肩の赤い星べテルギウス、こいぬ座のプロキオン、おおいぬ座のシリウスが描く冬の大三角形を探してみましょう。

北の空に北極星を見つけたら、Wの形をしたカシオペヤ座、北極星を挟んで反対側には、ひしゃくの形をした北斗七星が見えるかもしれません。
時間をかけて観察すると、円を描くような動きが見られるはずです。

星空が教えてくれること

星の動きを見て、地球が回っていることを改めて感じる瞬間。知識では当たり前に知っていたことなのに、きっと不思議な感動があるはずです。
もう一つ、星のまたたきにはタイムトリップのような不思議なひみつがあります。

星の距離を光が届く速さで表すと、たとえば、おおいぬ座のシリウスまでは7光年。今、私たちが目にしているシリウスの光は、7年かけて地球へ届いた光なのです。
しかも数ある星のなかでは、シリウスは地球のとても近くにあるほう。北極星までは430光年。オリオン座のベテルギウスまでは640光年も離れています。生まれるずっと前、歴史の教科書に登場するような時代の光を、今、目にしているなんて、とても不思議ですよね。

悠久の時を感じつつ見上げる星空。きっといっそう輝いて見えるはずです。

星空観察へ出かける前に

夜は更けるほど冷え込んでくるもの。
星を見上げているうちにあっという間に時間が過ぎて、体が芯まで凍えてしまったら大変です。防寒対策はしっかりとして出かけましょう。ダウンジャケット、カイロ、ブランケット、暖かな飲み物などを用意して行くのがおすすめ。寝転がって夜空を眺めるなら、レジャーシートの下に断熱シートを敷くなどの工夫もしておくとベターです。
星座を探すには、星座盤と小さなライト、コンパスなどを用意していくと役立つはず。
星は、人気のない暗い場所ほどよく見えるものですが、ひとりでは行かないなど、安全対策にも十分注意をしてください。

12月半ばには「ふたご座流星群」もピークを迎えます。星空を見上げて、流れ星を数えられたらすてきですね。

この記事の担当ライター
maya
maya

地図と取扱説明書を開かずに生きたいかに座のA型。自分の時間がなかなか取れない子育てまっ最中、ひとりでのんびり旅に出る…そんな自由な十年後を夢見つつ、音楽や小説でリフレッシュしています。

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