もう決めた?なりたい自分になる、手帳の選び方&使いこなし方
今年も残すところあと少し。
そろそろ買っておきたいのが、来年のあなたの相棒となる手帳です。
(お気に入りの手帳を毎年リピート購入している方や、文房具好きな方はもう買っているかもしれませんが!)
よく耳にするのが、「手帳を使いこなせない」という声。
書き込むことがとくにない、重くて持ち歩かなくなってしまった、スケジュールはスマホで十分など、使いこなせない理由はさまざまですが、原因は選び方と使い方が上手ではないケースがほとんどです。
そこで今回は、そんなお悩みを解消する手帳の選び方のコツと、おすすめの使いこなし法をご紹介します。
仕事の内容と、書きたいことで選ぶ2018年手帳ジャンル
マンスリー、ウィークリー、バーチカル、ホリゾンタル…。
手帳用語はカタカナが多くちんぷんかんぷんになりがちです。
まずはそれぞれの手帳をジャンル分けしましょう。
1ページ、または見開き2ページに書き込む期間で分ける
- マンスリー(1か月)
- ウィークリー(1週間)※まれに2週間のタイプも
- デイリー(1日1ページ)
ウィークリーやデイリーのものには、巻頭にマンスリーもついているものがほとんど。
そのほか、年間スケジュールのページもおまけ的についているものも多いようです。
さらに、ウィークリーは下記の3種類に分けることができます。
- 縦軸で時間ごとの目盛りがついたもの=バーチカルタイプ
- 見開きで左ページまたは上半分はスケジュール欄、残りは自由に書き込めるノートに=レフトタイプ
- 見開きを8分割し、1日1つのブロックが並ぶ=ブロックタイプ
手帳別に、おすすめは…
上記の手帳ごとに、おすすめのライフスタイルのタイプを分けると、下記のようになります。
《マンスリー》
- 毎日の仕事がルーティンで、1日ごとに細かく書く必要がない
- 時間刻みのスケジュールでは動かない
- 細かいスケジュールはスマホやオンラインで管理している
- 1か月の予定を俯瞰したい
- 軽くて薄い手帳を持ち歩きたい
《ウィークリーのバーチカル》
- ミーティングや子どもの予定などが毎日時間刻みでランダムにある
- スケジュールを時間単位で管理したい
- 1日ごとにスケジュールを視覚的に把握したい
《ウィークリーのレフト》
- スケジュールと週ごとのTO DOを週単位で管理したい
- 1週間で1ページ程度のメモや議事録を書きたい
- 3行程度の日記を記したい
《ウィークリーのブロック》
- 時間単位で日々のスケジュールは変化しない
- スケジュールよりも1日単位のTO DOをしっかり把握したい
- メモなどを1日単位で記録したい
《デイリー》
- 1日1ページ程度のスケジュールやメモを書きたい
- 日記やイラスト、アイデアなどをたくさん書きこみたい
- 厚さがあってもいいので、サイズの小さな手帳を持ち歩きたい
定期的な「手帳タイム」でなりたい自分に!
来年の手帳が決まったら、ぜひおすすめしたいことが1つあります。
それは、定期的な「手帳タイム」を設けること。
手帳タイムは、雑誌やWEBコンテンツの手帳術特集を見ると、何度も目にするであろう言葉のひとつです。
きまったメソッドがあるわけではないようですが、週に1回や1日1回など時間を決めて、自らの手帳と向き合う時間のことを総称してそう呼ぶようです。
特徴的なのは、スケジュールやTO DOの洗い流しだけでなく、目標や未来に向かったTO DO、貯めたいお金のこと、欲しい洋服やコスメのことなど、自分の頭の中にあることを手帳に書き込んで、整理整頓するための時間であること。
ぼんやりと思い描いていた未来予想図や大切な過去の思い出を、文字やイラストにすることで、自分自身と具体的な言葉で向き合うことになります。
それこそが、「なりたい自分に近づく」ことにほかなりません。
来年の手帳には、単なるスケジュール管理だけなく、余白部分には想いや目標をたっぷり書きこみましょう。
あたたかな部屋で過ごすことが多くなる冬の夜じかんは、絶好の手帳タイム。
心地よい音楽をBGMに、お気に入りの1冊と向き合う時間を設けてみてください。